中華料理タカノ@杉並区【新高円寺】
本日は杉並区の新高円寺駅近くにある、中華料理タカノに初訪問!
新高円寺駅から歩いて4〜5分ほどの場所で青梅街道沿いにあります。ワタクシは高円寺駅から商店街を歩いて行きました。
高円寺の商店街は歩いているだけでも楽しいので、10分〜15分ほど歩いても全く苦になりませんね。
こちらのタカノは創業1964年の老舗町中華です。
ネットでも高評価の有名店!
現在、杉並区を開拓中です。
オレンジの外観で目立ちますが、店内が外からでは見えないので混雑状況が分からない・・・
入店は土曜の昼1時頃。少々不安を感じつつ意を決して中に入ると、カウンター4席ほどとテーブル3卓ほどの店内は、ほぼ満席状態で賑わっています。
幸いにもカウンターに1席空きがあったので、座りながらメニューを眺めます。
若い女性のお客さんも多く、アットホームな雰囲気があります。
店員さんはコック帽を被り、メニュー表を見ても、何となく洋食の雰囲気があります。
しかし、メニューは完全に町中華です。
このお店の不動のNo. 1人気メニューは、鳥唐揚げチャーハン。
店内のお客さんの7割くらいは鳥唐揚げチャーハンを食べてました。あとはカツ丼を頼んでいる方が何人かいたので、すごく気になるところ。
今回は郷に入っては郷に従えの如く、鳥唐揚げチャーハン800円をオーダー。
以前は700円だったようですが、このご時世で値上がりは致し方ありません。
それにしても、メニュー表を眺めると魅力的な料理が多いです。
オムライスやカツ丼。鳥唐揚げカレーなど、町中華三種の神器もバッチリ揃っています。
これは何回か通わないといけないようです。
今回座ったカウンターのセンターは大正解で、ライブ感が凄いです。
目の前で店主さんの鍋さばきや調理工程をじっくり眺めます。
鳥唐揚げはミルペッパーで下味をつけて、オーダーごとに揚げています。
正直ここまで人気のメニューなので、作り置きしてもロスはほぼ出ないように思えますが、手間になっても作りたてを提供してくれるそのスタンスに、すでに好感が持てます。
ワタクシのチャーハンもその前のお客さんのチャーハンも、その後のお客さんのチャーハンも独特な鍋振りで、時計仕掛けのように同じリズミカルで作られてます。
同じ動き、同じリズムということは、正に洗練されているということです。素晴らしい熟練技です。
混雑していたので、到着まで少々時間は要したものの、厨房を眺めていたら全く飽きることなく時間が過ぎました。
そして、プレートのような、独特なお皿に盛られた鳥唐揚げチャーハンの登場。
写真ではチャーハンが小さくて見えますが、それは目の錯覚です!
唐揚げが大きすぎるのです!
上に添えられた枝豆も彩り豊かで特徴的。
まずはチャーハン!
シットリスタイルで、玉ねぎ・ハム・チャーシューなど具沢山!特にチャーシューは柔らかいほぐし身のようなもので、旨みがチャーハン全体に広がっています。
作る工程を見ていたところ、卵は贅沢に2個使っていたように思えます。
さらに、ラーメンスープを巧みに使っていたのでシットリと旨みあるチャーハンに仕上がっているのかと思いました。
チャーハンもかなりの量があります。たぶんワタクシでは大盛りは食べきれない可能性があります。
続いて鳥唐揚げ!
ビックリするくらいサクサクな衣。そしてジューシーな鶏モモ。
ペッパーミルの下味がスパイシーに効いていて、有名チェーンのフライドチキンのようです。
この衣のサクサク感は鳥の唐揚げを超越しています。
それよりも、唐揚げが大き過ぎて2つ食べれるか不安になる程。
セットのスープもかなり美味!これは麺類もかなり期待できる。
終盤、ジューシーな唐揚げの油とチャーハンで重たくなってきましたが、漬物が口直しとなり良い仕事をしています。
かなり腹パンでしたが完食。最後に梅干しを食べると清涼感でスッキリ&リフレッシュ。
出だしのインパクトから最後まで考え込まれたワンプレートでした。
魅力的なメニューが多過ぎて、何を食べようと悩む姿は、まるでファミレスみたいな感じです。
まだまだ未知の美味しいメニューがあるのは間違いない。やはり町中華は一日にして成らず。
そして、お母さんの人柄が素晴らしかったので、町中華って良いなと思うことができました。
思わず、ご馳走様でした!と大きな声で感謝を伝えたくなるはずです。
またお邪魔したいと思います。
※食事が終わったら速やかに帰りましょう!ご指摘を受けます。