味仙 JR名古屋駅店@愛知県名古屋市【名古屋駅】

本日は念願の味仙にやっと訪問することができました。

名古屋のみならず、今では全国的に有名なお店です。

味仙がここまで有名になったのは、やはり台湾ラーメンの発祥となるお店だからです。

ちなみに、ワタクシの大好きな台湾まぜそばも、ルーツは台湾ラーメンからきております。

つまり、台湾ラーメンの全ての始まりとなるお店ですね。

町中華というよりは、大陸中華のジャンルになるかと思います。

今回訪問した店舗は名古屋駅構内にある、うまいもん通りの一画にあるお店で、本店は名古屋市千種区今池にあるようです。

本店の他、何店舗か名古屋市内に味仙はあります。

名古屋駅であれば手軽かと思い、東京に帰る直前に寄りました。

お店の到着は平日の夕方18時頃。

お店はかなり広いですが、満席のため10人ほどの列に並びます。

大人気店なので行列は覚悟が必要です。夜はお酒を飲んでいる方が多いですが、昼は回転が早いかもしれないですね。

やなり有名なのは台湾ラーメンですが、正直他のメニューが気になります。

しかし、味仙の台湾ラーメンを食べずして、東京には帰れません。

本日は安定の台湾ラーメンと餃子をオーダーしました。

少々値段は高めかもしれませんが、立地を考えれば安い方でしょうか。

そして、念願だった台湾ラーメンとご対麺!

赤く染まったスープに緑のニラが映えます。

具は台湾ミンチと粗めの唐辛子、ニラとシンプルです。

歴史を感じながらいただきます!

写真ではわかりずらいのですが、器がスープ用くらいの小さなタイプだったので、間違った料理が運ばれてきたのかと思いました。

今まで市販で売られていた台湾ラーメンのイメージからあまり辛く無いのかと思いきや、そこそこ辛い!

むしろ、辛くて早速咽せてしまいました。

しかし、優しい鶏ガラスープと炒めた挽肉が大量に入っているので、旨みも感じて慣れると辛さも馴染み美味しさが滲み出ます。

ニラも良いアクセントです!

麺は中太あたりのストレート麺。

以前に買った味仙のお持ち帰り用だともう少し細かったイメージがあったのですが、個人的には断然お店の中太麺の方が好きです。

適度なコシと歯切れが良く、辛みあるパンチの効いたスープでも、存在感をしっかりと発揮しています。

食べ応えある麺で美味しいです。

続いて餃子が登場!

大きさは普通くらいで、6個きれいに並べられています。

ちゃんとニンニクも効いてパンチがあります。

餡の野菜は大きめなので、歯応えもあって食べ応えあります。

カリカリとツルッと、しっとりした皮も美味しい。

周りのお客さんを見ると、餃子にビールを飲んでいる方が多いように思えました。

餃子に台湾ラーメンのコンボは最強ですね。

最初は辛いと思っていた台湾ラーメンも慣れると、そこまで辛さを感じないのでスープも美味しくいただけました。

味仙のルーツは万福という名で1945年に名古屋で創業して、そのご子息が1962年に味仙を開業。

台湾ラーメンは、ご出身の台湾料理のタンツー麺をオマージュしたまかない飯が始まり。

台湾ラーメンは、カップラーメンになったり、テレビ、雑誌などでもよく紹介されているので、今では誰もが知っているご当地ラーメンです。

戦後の波乱の中で生まれた食文化。これからも生き続けるとこと思います。

全ての台湾ラーメンは味仙に通ず。

ごちそうさまでした。