ちくま軒@文京区【巣鴨駅】
三連休初日の土曜日。本日は東京のレトロを味わうために、都内の商店街をまわることに。
最初は台東区の谷中ぎんざに。その次は巣鴨の地蔵通り商店街に行くことにしておりました。
当然、お昼は町中華を狙っていました。谷中ぎんざの町中華と言えば一寸亭!
10時に谷中ぎんざに到着。オープン時間の11時半まで、近くでブラブラして待ちます。
満を持して11時半になって突入!と思ったら、張り紙が!
なんと三連休はお休みとのこと。
急いで、巣鴨に移動。そこでランチをすることにしました。
サクッと調べて、とりあえず巣鴨駅から歩いて6〜7分ほどの、ちくま軒に行くことにしました。
素晴らしい外観。
提灯。色褪せた赤いテント。色褪せた暖簾。店前の観葉植物。
これぞ町中華という佇まいに、これは期待が膨らみます。
店内はカウンターのみで、こじんまりとしています。
入店時間は12時頃。先客は1。
手前のカウンターに陣をはります。
献立表に貼られた、謎のiPhone7のバーコード。笑
年季が入ってます。
価格は比較的安めでしょうか。
例えばラーメンは600円なので、一般的な気がしますが、ワンタン麺が700円、うま煮そばが780円、人気の肉そばが800など、デフォルトとカスタムの差が100円〜200円程なので、全体的に安いかなと思います。
今回はお薦めの一つにもなっている、中華丼800円とチャーハンをオーダー!
チャーハンは小チャンでお願いしました。
店主さんは口コミと違ってお若いように思えたので、二代目でしょうか?
少々、怖めな感じ・・・オーダーの際も少し圧があってひるみました。笑
店内は色々なものが置かれています。
漫画本もあちらこちらに置いてます。
なぜか町中華だと、その一つ一つがレトロなオブジェに見えるのです。
それが町中華。
そして、中華丼が先に運ばれてきました。
写真では伝わりづらいですが、皿が大きめでボリュームがあり、その後来る炒飯を考えると覚悟が必要そうです。
具は椎茸、白菜、ニンジン、玉ねぎ、海老、イカ、アサリ、カマボコ、豚肉だっなかな。かなり具材豊富です。
お味の方は、出汁ベースのあっさりテイスト。強めの餡なので、米との絡みが良いのは当然のこと、出汁ベースの餡そのものを食することができます。
個人的には醤油がバッチリ効いた餡と、ごま油の香ばしい香りがするタイプが好みではありますが、このあっさりな中華丼も美味しいです。
最近食べた、中野区野方の幸楽で頂いた中華丼に似ています。
続いて小チャンの登場。
小チャンと言いつつ、かなりのボリューム。普通のチャーハン並みの量です。
ネギ、卵、チャーシュー、ナルトの超王道スタイル。
よく見ると椎茸も入ってました。
シンプルに美味しい!
パラっとモチっとした食感で、コショウがビシッと効いています。
やっぱり町中華のチャーハンは美味しい。
ちくま軒はラーメンスープ自体が独特なように思えます。
メインは鶏や豚のガラかもしれませんが、魚介のような、でもラーメン専門店で食べるような魚介ではない不思議な味がします。
そんなベースの味がラーメンや中華丼にも生かされているのか、他には無いような一品に仕上がっています。
後に調べたら、肉そばが人気あるようですね。そして、トルコライス。
トルコライスとは何だ?と調べたところ、チキンライスの中にカツが入っているとのこと。
めちゃくちゃ気になる!
メニュー自体すごく豊富で、カツ丼、カレーライス、オムライスの三種の神器も揃っていたので、それも気になるところです。
会計を済ませて帰る時、店主さんが声をかけて下さいました。
なんでも、近くでお祭りがあるとのこと。
神輿のことなど、色々と教えてくれました。
少し怖そうなイメージもありましたが、すごく良い店主さんで、女将さんもすごく良い方でした。
これぞ人情であり、50年以上街に根ざした地域のお店。それが町中華です。
洋食メニューもあり、まさに昭和のファミリーレストランです。
次はトルコライスを食べに行きたいと思います。
ごちそうさまでした。
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