萬来軒@品川区【戸越銀座駅】

本日は品川区にある名店、萬来軒に初訪問しました。

場所は東急池上線、大崎広小路駅と戸越銀座駅の中間くらいでしょうか。

歩いて10分〜15分ほどのところにポツンと暖簾を掲げております。

入口の観葉植物、赤色の暖簾、年季の入った看板。

今の所、文句なしの町中華です！

入店は日曜日の11時15分頃。

店の近くに行くと、カンカンカンという勢いよく鍋をするメロディーが聞こえてきます。

先客1で後客3。地元でも人気なのが伺えます。

店内はカウンターとテーブル席が完備。

この地でラーメン510円は安いです。

そして、カレー、カツ丼、オムライスの三種の神器も揃う正統派！

カツカレーが非常に気になる！！

個人的には中華丼が好きですが、お腹がカツ丼を求めている。

この悩む感じがファミレスと同じなんですでよね。

やはり町中華は昭和のファミレスです。

今回はカツ丼とラーメンと半チャーハンセットをオーダー！

まずはデフォルトのラーメンが登場！

チャーシューと海苔が小さくてが可愛らしいですが、これを見てどう思いますか？

ワタクシは何故かこのチープさに感動してしまいました。

この値上げラッシュ&品川区という立地条件で、ラーメン510円とういう単価で昔ながらを貫こうとしている事に企業努力を感じてしまうのです。

現実的に、ラーメン510円で営業し続けるのは無理です。

それでも形を残そうとする結果、少々チープな感じになったかもしれませんが、全くノープロブレムです。

スープは正統派な昔ながらの醤油テイスト。

あっさりで、出汁感は控えめ。しかし、俺たちのラーメンなのです！

昔、中学の時に今でいう町中華で食べたラーメンを思い出しました！

麺はコシを残した中細の縮れ麺。

妙にノスタル感があります。この麺も昔、学生の時に食べたラーメンを思い出すのです。

麺量はそこそこあってボリュームあります。

トッピングはやや少なくても、お腹いっぱいになって帰ってもらいたいという、町中華本来の心意気は現在。

ちなみに、その中華屋は学生ラーメンというのがあって、学生はめちゃくちゃ安かったのを覚えています。

そして、カツ丼！

初訪問でカツ丼は初めて。

カロリー的にもだいぶ攻めたオーダーです。

しかしこのカツ丼、オーダーした事に間違い無いと確信しました。

肉はけっこう薄目のカット。卵は絶妙な半熟。

衣はかなりサクッとこんがり仕上がっていて、若干固めの箇所もあります。しかし、半熟の卵で衣がベチャッとなることがなく、しっかりと形を保っています。

そして、このカツ丼の衝撃は味です。

純和風なビジュアルにも関わらず、味はなんとなく中華テイストに感じます。

蕎麦屋さんで食べるカツ丼とは全くの別物です。

少し甘めのテイストでかなり美味しいです！

きっと町中華のカツ丼なので、ラーメンスープがベースになっているのだろうとは思いますが、一般的なカツ丼に寄せることなく、独自路線の味なのが気に入りました。

カツ丼で感動しながら食べ進めるのは束の間。

半チャーハンがやってきました。笑

王道のチャーハンです。

チャーシュー、ナルト、ネギ、卵。

シンプルゆえに違いがわかるのがチャーハン。やっぱり、チャーシューが入っているチャーハンは美味しいと、しみじみ実感します。

味は少し濃いめの印象。パラパラ寄りのチャーハンです。

今日もこのハイカロリーメニューを完食。

壁には有名な俳優さんやお笑い芸人のサイン色紙が貼られています。

味は良いし、安いし、オープンで明るい店内も凄く雰囲気が良くて、The 昔ながらを堪能することができる。そんなお店です。

後継もいるようなので、今後もこの地でこの味が守り続けられるんだろうという安心感。

最初に悩んだ中華丼もかなり気になります。こ

ごちそうさまでした。