幸楽@中野区【野方駅】
お盆休みの真っ只中。町中華もお休みのお店が多い時期です。
それでも何食べようか迷ったら、やはり町中華でご飯が食べたくなるのです。
ネットで情報を見ても、お盆はお休みのお店が多い。しかし、そんな時は野方の幸楽に限ります。
昭和25年創業の幸楽は、西武新宿線野方駅の商店街にあります。
やはり庶民の見方は、お盆期間中も元気に営業しています。
赤い看板、ショーケースに入ったメニュー、電飾看板、植木鉢。これぞ町中華という貫禄ある佇まい。
店内に入ると先客2名。テーブルに座り、中華丼をオーダー。
テレビでは、のど自慢が流れています。
カンカンと聞こえて来る鍋振りの音と絶妙なハモり。
なんでしょう。
この時空の流れ。
ただ料理を待っているだけなのに、まったりとした時間が哀愁漂うものになります。
ノスタルジックな時間を楽しんだら、中華丼が運ばれてきます。
幸楽の中華丼は初めてです。
すごくシンプルな見栄え。家庭的な雰囲気が満載ですね。
具材はニンジン、白菜、玉ねぎ、椎茸、豚肉、エビ、青い野菜は何かな?
椎茸は大きめにカット、エビが4尾くらい入っているのが嬉しいです。
味付けは比較的シンプルでした。少々薄めの味付け?な感じですが、途中でコショウとラー油をかけると丁度良くなりました。
中華丼は野菜も取れるので嬉しいです。
最初は量が少なめかなと思いましたが、そこそこボリュームある一品でした。
スープは本当に昔ながらテイスト。
醤油先行型のあっさりとした味付け。
当然ながら、速攻で完食です。
食事中も続々と常連がやってきて、店内は一人客で多くなりました。
壁には沢山のメニューがありますが、常連はメニューを見ずに入店と同時にオーダーします。
カッコ良すぎです。
お盆の時期。コロナの関係で実家には帰ることができませんでしたが、昔を思い出す時間を楽しめました。
ごちそうさまでした。