ニューライト@大阪市【地下鉄なんば駅】
本日はまたまた大阪にやってきました。
この3ヶ月ほどで4度目の大阪となります。
8月31日に大阪に来た際に行きたいお店として、ニューライトがありました。
しかし、定休日のため断念!
今回、やっと訪問することができました。
場所は地下鉄のなんば駅から5分ほど。
道頓堀を越えて、アメ村の入り口あたりにあります。
繁華街のかなり外れた場所にあります。
ニューライトのオープンは1959年。ミナミの中心部で60年以上続く老舗です。
町中華と言うよりは、街の洋食屋に位置するお店のようです。
外観のレトロ感がハンパないです。
しかもステッカーがたくさん貼られていて、とても老舗の洋食屋には見えません。
どう見ても怪しい雰囲気でしかありません。
意を決して扉を開けて入店!
店内はカウンターとテーブル席。割と狭いスペースですが、一番驚いたのは壁中にサインが貼られています。
天井にまでサインが敷き詰められています。
ネット情報では洋食屋と聞いていたのですが、メニューを見ると中華も多い!
これは期待が一気に膨らみました。
ニューライトの名物はやはりセイロンライスです。
いわゆる、卵入りのカレーライスです。
しかし、テンションが上がったワタクシはオムライスとラーメンのセット900円をオーダーしました。
まずはオムライスから登場です。
見た目は何の変哲もない昔ながらのオムライスです。
しかし、ワタクシが食べたいオムライスはまさにこのスタイルであります。
中身は定番のケチャップライス。
玉ねぎが大きめにカットされていて、柔らかく甘みがあって美味しいです。
卵は薄焼きながらフワッと、ケチャップライスとベストマッチです。
これが食べたかったんです。
量は若干少ないかなという大きさ。
続いてラーメンがやってきます。
ネギ、少しのもやし、小さなチャーシュー。全体的な量も割と少なめで見た目はチープな感じですね。
カレーが有名なお店なので、ラーメンへの期待はそんなに高くはなかったのですが、このラーメンが予想を越えて美味しかった!
これが大阪流の昔ながらのラーメンなのでしょうか。
あっさりながらも、豚骨が前面に出たスープ。少し甘みがあって、大阪でよく食べるうどんのつゆのような味わい。
いくらでも飲めるスープです。
麺は中太くらいのストレートタイプ。平打ちのスクエアスタイル。
これまた大阪らしく、柔めの茹で加減なのでコシはなくモチッとした食感。
大阪で食べたうどんのような食感です。
いつもはラーメンとチャーハンという黄金のコンビネーションが定番ですが、今日はラーメンとオムライスという異色のコラボレーション。
中華と洋食。交わることのないようなジャンルですが、昭和にそんな概念は関係ありません。
ラーメン食べながら、オムライスが進みます!
オムライスもラーメンも何のひねりもなく普通です。
でも、ノスタルジックなお店で食べる普通は、それそのものに価値があるように思えるのです。
大阪で味わう普通はすごく特別なものでした。
和、洋、中、喫茶メニュー全てが揃っていて、メニューが豊富なので、まさに昭和のファミリーレストランです。
また大阪に来る機会があれば、行きたいと思います。
ごちそうさまでした。