中華料理 桃園@大田区【矢口渡駅】
日は大田区の矢口渡駅から徒歩3分ほどにある、中華料理桃園に初訪問しました。
かつ丼が美味しいと口コミを見たので、かつ丼狙いで訪問しました。
町中華でのカツ丼は食べた事がないので興味がありました。2週間前から計画して本日、やっとその日が来ました。
町中華の証でもある、店前のショーケース。
値段的は町中華にしては、少々お高めの様子。ショーケース内を眺めていると、なぜか広東麺が食べたくなってきました。
迷いながら、ひとまず入店!
12時15分頃の入店でしたが、ほぼ満席。
割と広めの店内ですが賑わっています。町中華でこういった賑わいを見ると凄く嬉しくなってきます。
カウンターに座り、やはり広東麺をオーダーしてしまいました。
これで、またカツ丼の夢は持ち越しになってしまいました。
劇場型なので、じっくり厨房を眺めます。
オペレーションは3名体制ですが、料理はご主人一人で作っている様子。ワタクシが入店したからも続々とお客さんがやってきます。
その都度、大量のオーダーが入ります。本当にこのオーダーを捌き切れるのか不安になります。
ランチですから限りある休憩時間で皆さん食べにきているので、当然ながら料理が運ばれてくるのが遅くなってしまうわけにはいかないでしょうし。
しかし、勝手なワタクシの不安をよそに、素晴らしい動きと鍋捌きで料理が作られていきます。
店主さんによる、一切無駄のない動きに感動してしまいました。
これぞ町中華の熟練の技です。ラーメン専門店とは違ってメニュー数も多いですからね。
改めて思い返しても、あの無駄のない動きは凄かった!!
そして、ワタクシの広東麺も素晴らしい鍋捌きで完成しご対麺です。
色鮮やかな、これぞ広東麺といったビジュアル。久々の広東麺にテンションが上がります!
レンゲでスープをすくうと、割と強めなトロミです。
スープは意外にも塩ベース。
広東麺といえば醤油ベースしか食べた事がなかったので、これは衝撃でした。
味自体はタンメンに違いイメージです。しかし、このスープがなかなか美味しいです。
ベースの出汁もしっかりしているのでしょうが、具材から出た旨味もあり、全体的に深みのある仕上がりに。
塩ベースのスープもすごく良い感じです!
コショウもビシッと効いているところが、ワタクシ好みです。
麺はやや細めのストレートに近いウェーブタイプ。
若干柔らかめの印象ですが、啜りやすくて良いです。
最初は少し柔らかめかと思いましたが、熱々スープに負けず、そのままの固さを終盤までキープしています。
当然ながら強めなトロミのスープとの絡みも絶妙です。
具材は海老やイカなどの海鮮系、タケノコ、キクラゲ、モヤシ、白菜、玉ねぎ、人参、ピーマンの野菜系も充実。肉は豚バラで、惜しみなく投入されているので、色々な具材をこの一杯で楽しめます。
シャッキっとした野菜の食感もあり、ボリュームもなかなかです。麺量もデフォルトでけっこう多めです。
最後はトロミも消えかけますが、やはり何度飲んでもこのスープは美味しい。あっさりながらも深みがあって、手が止まりません。
そして、あっさり完食です。
周りのお客さんの料理を見てみると、チャーハンやオムライスを食べている方をよく見ました。
やはり、次こそはかつ丼を食べたいですね。
また、近いうちに必ず食べに行きたいと思います。
ごちそうさまでした!