華栄@大田区【矢口渡駅】
大田区の矢口渡界隈で五目ラーメンが有名なお店があるとリサーチして、やってきました。
小さな時から、五目のあんかけがオンしたラーメンが好きなワタクシ。
東北の片田舎で育ったワタクシは、家の近くにあるチャイナハウスという町中華で、親が出前をとってくれていました。
その時いつも食べていたのが、五目ラーメンでした。
まだ小学校でしたが、外食もあまりしない家庭だったので、たまにとる出前が嬉しくて思い出の味です。
あの時食べた味を求めて、餡かけたっぷりの広東麺、五目うまに、五目ラーメンを今でもオーダーしてしまいます。
さて、今回行ったお店「華栄」は矢口渡駅から歩いて5分しない場所にあります。
こちらのお店は元は魚屋さんという噂を聞きました。
オープンしてまた13年ほどとのことで、お店が凄く綺麗で好印象です。
昭和の雰囲気万歳の町中華も大好きですが、少し小洒落た町中華も、この先の時代には重要なファクターになるかもしれないですね。
しかしながら、メニューは間違いなく町中華メニューだ!
もちろん、今日のお目当ては五目うま煮麺820円の一択集中!
あとから、よく見るとラーメン500円は安いですね。全体的にリーズナブル。
お昼のピーク帯に訪問しましたが、お客さんはチラホラ。今回は1人がけのテーブル席に座りましたが、その他カウンターや奥には座敷もあるようです。
そして、人気No1という五目うま煮麺とご対麺を果たします。
運ばれてくる前に、調理されている段階で既にいい香りがしていたので期待度が上がります。
スープは餡のトロミは意外と控えめ。そして味付け自体はすごくライトな感じですが、スープ自体のベースがすごく美味しい!
卓上の紙を後から見ると、鶏ガラ、豚ガラ、鰹節、あご出汁を使っているとのこと。
それは美味しいわけです。
全体的にあっさりなのにコクがある深い味わい。
麺は細縮れタイプ。
これは意外。一般的な中華麺と思いきや、縮れ具合も少し強めでコシもあり、美味しいです。
餡かけタイプには中太麺くらいがベストだと思っていますが、五目うま煮麺ながら上品なスープには、この麺で正解かもしれないですね。
具材はキクラゲ、豚肉、白菜、人参、海老、タケノコなど。中華料理テイストもしっかりしているし、具材もかなり多め。
これで820円はコスパが良いですね。
五目うま煮が美味しいということで、今回初めて行ったお店ですが、噂通りの確かな味でした。
新たな発見です。
このスープならデフォルトのラーメンもきっと美味しいんだろうと考えながらお店を後にしました。
店員さんの感じも凄く良いので、お気に入りになりそうです。
ごちそうさまでした。