中華飯店 一番@荒川区【東尾久三丁目駅】

今日は荒川区の東尾久にある中華飯店一番亭に初訪問しました。

ワタクシが住んでいる場所から約1時間、自転車に乗ってやってきました。

到着はお昼の13時を少し過ぎたくらい。店舗脇に自転車を止める場所も確保されていたので感謝です。しかし、行列ができていて13番目に接続。

 

町中華で行列とは珍しいですね。しかし、こういった昔ながらのお店が引き続き人気があるのは、嬉しい限りです。

ランチセットや、ラーメンとのサービスセットなどリーズナブルなメニューが揃います。

本当は中華丼を食べたくて、ここまで来ましたが、いざセットメニューを見ると心を持っていかれます。

 

途中、店員さんから外でメニューを渡されてオーダーを聞かれます。

悩みに悩んだ末、ラーメンセット780円のミニマーボ丼、単品で海鮮春巻き600円をオーダーしました。

 

寒い中、おおよそ40分ほど外で待っていると店員さんから声がかかってアルコール消毒をして店内に入ります。

店内はテーブルオンリーなんですね。4人がけテーブルが4席くらいと、2人がけテーブルが1席くらいのこじんまりとした店内。

それもあって、なかなか回転せず待ち時間が長かったんですね。

 

事前にオーダーをとって頂いたので、着席してすぐに海鮮春巻きが運ばれてきました。

ちょうど真っ二つになっているのはホタテですね。

海鮮春巻き用の花椒塩で頂きます。

運ばれてきた時から香りが良く期待に胸が膨らみましたが、食べてみるとやはり絶品でした!

切り口には大きなホタテの貝柱、中には海老とイカがみっちりと入っています。

海老がプリプリで海鮮春巻きはまた食べたいと思うアイテムでした!

パリパリの皮が香ばしく余分な油を一切感じることがありません。こんなにサラッとして胃に負担のない春巻きは初めて食べたかもしれません。

これで600円はかなりコスパ良いです!

続いてラーメンセットが運ばれてきます!

本格中華料理店のランチセットのような、バラエティに富んだセットメニュー。  

ラーメン普通盛、ミニマーボ丼、お新香、サラダ、杏仁豆腐。かなりのボリュームです。

まずはラーメンのスープから頂きました!

昔ながらの鶏ガラベースの清湯スープ。

塩分強めなのか、先の海鮮春巻きに使用した花椒塩の余韻の可能性も高いですが、少し痺れました。

口直しのお新香が良いですねー。大根、人参、胡瓜だったかな。

味付けが抜群で白飯と食べたくなるほど、自分好みでした。

麺は中細くらいのストレートタイプ。

最初は少しムチっと食感も残っていて、なかなか美味しいです。

後半はスープも馴染むタイプです。

続いてミニマーボ丼。

四川風かな。シビレもしっかりとしていて、町中華の域を超えてかなり本格的。

ミニじゃなくて、普通サイズのマーボ丼で食べたい!かなりハイスペックでした。

 

ボリュームあるセットでしたが、デザートも頂き完食です。

春巻きにしても麻婆にしても、本格的で大満足でした。特に春巻きは口コミ通り、絶対に食べた方がいいオススメの一品でした。

 

お店の外装、店内などTHE 町中華でありながら、本格的な料理をリーズナブルに味わえる貴重なお店です。

他のメニューもレベルが高そうで、またリピートしたいと思いました。

 

そして厨房は見えずとも、中から店主さんと思われる方の、いらっしゃいませとありがとうございましたの大きな声、女将さんの気持ちの良い対応。

これもまた長く愛されてきた町中華ならではの魅力です。

 

ごちそうさまでした!

  下町荒川区は人情があって、昭和の古き良き時代が生きる素晴らしいスポットでした。町中華が似合う街。これから開拓が必須のようです。