幸楽@中野区【野方駅】

西武新宿線、中野区野方駅にある超老舗の町中華。

創業は昭和25年。約75年に渡り、この変わりゆく東京の街並みと共に歩んできたレジェンド。

もう何十回目かの訪問。

以前、野方に住んでいた時は、定食などもよく食べに行っていました。

今でもたまに食べにいきますが、オススメはチャーシューメンとチャーハン。

特にチャーハンは、超しっとりで本当に美味しい。

今日は個人的にオススメのチャーシューメンをオーダー!

店内、メニュー、店主さんと女将さん、どこを切り取っても正統派の町中華です。

しかし以前に比べて、だいぶ提供できるメニューが減っていました。

いつ行っても店主さん、女将さんの2オペなので、後継はいないのか心配になってしまいます。

超昔ながらのラーメンに、大量のチャーシュー!

写真では判断できませんが、器が大きくボリューミーです。

最近はノス系など昔ながらを再現した新規ラーメン店もありますが、これぞ正真正銘のノスタルジックラーメン。

スープはスッキリ、あっさりとした醤油味。

毎日でも食べれそうな味付け。

このホッとする感じこそ、町中華ラーメン。

運ばれてきた時はややピンク色のレアなチャーシュー。

分厚めにカットされていて、柔らかくも適度な弾力があり、噛むほどに旨みが溢れ出ます。

このチャーシューとあっさりしたスープがよく合うので、ワタクシはここで麺類を食べる時はいつもチャーシューメンです。

麺は町中華らしい、中太くらいの縮れ麺。

年季が入った店内の鏡には、大成食品の文字が書いてあるので、麺は大成食品の可能性があります。

もしくは以前は大成食品だったか。

同じ中野区ですしね。

今日もスープまで完飲です。

今ではラーメンはどんどん進化してジャンルも多岐に渡りますが、日本人がイメージするラーメンとは、まさに幸楽のようなラーメンだと思います。

コショウとネギがやたら合うあっさりラーメン。

町中華は日本の文化です。

この先もこの味を守り続けていただきたいと切に願っています。

ごちそうさまでした。